FACTFULNESSを読んだ。
ハンス・ロリング 他
SDGs関係を理解しようとした本と、新型コロナの流れ
でこれを読むと面白かったです。
このタイミングは、たまたまだったのですが。
・かなり売れた本だと聞きますが、
私は新型コロナの中の騒ぎもかなりいろいろあってから読んでいたので
筆者は医師だったし直接使えるような項目や例が多くて驚きました。
驚いたのは、たくさん読まれていてもこの騒ぎかたか?というものです。
正直少し無力感に襲われます。
・10項目の「本能」はどこから導き出したのかがほとんど書かれていないので
知りたくなりました。それを書くと別の本を書いたほうがいいのだと思いますが。
・「犯人捜し本能」は読んでいて
「なめらかな世界とその敵」を思い出しました。
どうしてもやりたくなるけど、勘違いも多いし意味が少ないんです。
「統計学が最強の学問である」のある部分は、
犯人探しに感じたのも思い出しました。
絞り込む工程を見て、単独の原因があると思って使うのはどうかなと思う時があります。だいぶ前に読んだので今読んでもそう思うかしら。
この本の元も「統計」ですから
最強の武器には姿勢が大事ということでしょうか。
・この本に関係なくずっと疑問なのは、
経済発展し続けるとみんな幸せなのか?
と、
それは可能なのか?ということです。
経済系の書物や記事は、そこに疑問はないのです。
経済発展したほうが良い、は基本になります。
そこで言う経済発展て何?とそのものさしでずっと行くの?
は、いまいちわかりません。
この本を読む限り・・・ここのものさしで言う
レベル4まではみんな行きたいのだろうなと思います。
少なくともレベル3くらいまでいかないと安心して暮らせない感じがします。
レベル4まで行くと、人間の生存欲求的な欲望としてはサチるのかもしれないな
と思います。人口も今の感じたとあるレベルで止まりそうですし。
食料やその他の技術もその規模目標でやれば、よさそうに見えます。
サチった先に何があるのか知りたいです。
大きな自然現象で価値観や構成が変わるまで続くのかな。
何か別の分野で事例があるかも。
もやっと考えていこうと思います。
私にとって衝撃の結末があとがきに。そうか・・・。
ご冥福をお祈りします。
最後にこういうのを書こうとできたこと、とても素敵です。