あるメーカーの仕事を受けて新しいデバイスのを検討しているとき
私がちょっとした説明図を描いたのを見たこと
大学でデザイン画(スケッチ)の授業を担当し始めて準備が大変という話をしたことから、
担当者の方が「自分たちも描けると仕事に使えるんですよね・・・営業担当はカスタマイズの相談でお客様に向けて、内部の技術者も治具の開発時とか・・・描き方を教えてくれませんか?」
という話がありましてスケッチの講習を組んだのでした。
3時間ほどでやった内容でしたが、評判はほどほど・・・という感じでした。
おそらく強くは必要性を感じていないのが主な原因で
・仕事で必要と思っていない→設定してくれた方や私の想いと受講者のずれ
・充分描けていると思っている→見る目、知識のずれ
・需要とぴったり合っていない→担当別に分けて、アレンジすべきだった
ということでしょうか。
いずれにせよ事前の打ち合わせと検討をもっとやる必要がありました。
そのうえで私も伝え方、なんのトレーニングを行うかの研究が要ります。
反省点山盛り。
また、3時間では入門編でその先が必要だと思っているのですが、
デザインする人のように「描けないと仕事にならない」とか「上手い先輩がいる」とかいう状態でないと「(あるレベルまで)上手くなろう!」というモチベーションが生まれにくいのかもなと思います。お客様とスムーズにコミュニケーションを取って確実に仕様に落とし込むことにつながっている実例があるといいかもしれません・・・。
スケッチはコミュニケーションをとるツールとして色々な立場の方が使えるとは思っているので、なんらか探っていきたいと思っております。
加藤 雄也