74 Design Labのブログ

ナナヨンデザインラボの代表のデザイン周辺の雑感 

ひとくぎり

2019年の4月から女子美術大学の非常勤講師をしていたのですが

2025年度をもって一区切りとさせていただきました。

 

以前勤めていた会社を辞めてすぐからだったので

ほんとうにありがたかったです。

 

美術大学の授業の構成上

一つの課題に対して二ヶ月前後集中して行うというもので

私の場合その間(近年では秋ごろ)、週3日通うようなかかわり方でした。

デザイン事務所を始めて以来だんだん仕事が増えてくると

その間の対応が難しくなってきたのがそう判断した一番の理由です。

 

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やはり美術大学という場所は学生さんのほとんどが

ものをクオリティ高く作るという意識が当たり前で

とても刺激的で面白い環境でした。

(私の特性と能力では反省点が数え切れないほどの状態ですが)

 

あと、女子美は「かわいいものを創る」のに

全力で取り組める環境なのもとてもいい感じです。

(もちろん所謂硬派なものに取り組む人もたくさんいます)

 

講師を始めた次の年度からコロナ禍に入ってしまって

授業の進め方が大変だったのもよい経験です。

関わった授業が外部の企業の方に協力いただくものがほとんどで

オンラインでそちらとの連携もなかなか大変でした。

学生さんも含めて良く乗り切ったな…と思います。

 

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週1で進めるタイプの授業を持っている大学は続ける予定です。

(それどころか異色なのが1個増えてしまいます)

いろいろな意味でまあまあきついのですが

自分の考えをまとめる必要があったり、

通常の仕事ではない刺激が得られるので

こういう時間もあってもいいのかなと思っております。

 

2026年4月1日記

 

加藤 雄也

ナナヨンデザインラボ

30周年

この4月1日で社会人になって丸30年です

(20周年とか覚えてないのですが、なぜか今回は気づいたのです)

いわゆる工業デザイン、プロダクトデザインをやって30年ということです。

(細かく言うと間に二年間ほどシンクタンク的な部署にいましたが)

浪人したり大学時代に休学を挟んだり

あまり優秀な学生ではなかったのですがそれでも続くものですね…

あと、関わった業界的に開発期間が長めのものが多く

長くやっている割にそれほど関わった製品数が多くはないのですが

 

高校時代くらいまでは日本国内に活気があったのもあって

その頃眺めていたデザインの風景とは違ってきているような気がしますが

世の中の活気に任せてできない分

それはそれでデザインてなんなのか

しっかり考えなければならないのは面白いなと思っています。

 

とは言え今やっているデザインの検討作業の内容の

情報集めて、絵にしてみて、切った貼った(?)で工作してみて、

やりなおして、というのは

よく考えたら小学生の頃からやってることと同じじゃねーかという感じ。

 

未だにうまくいかないことが多いですし全く飽きずに作業しています

強いて言えば関わるテーマはもっともっともっと納得のいく

自分が面白いと思う方向に広がったらいいなと思いつつ、

ちょっとした仕事から真摯に取り組んでおります。

 

2026年4月1日記

 

加藤 雄也

ナナヨンデザインラボ

D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略 よみました

本屋で見かけて買いました。

著者の佐々木康裕さんが所属するTakramという会社もすごいよなーと

興味がありましたし。

 

Direct to Consumer

東海岸と西海岸の組み合わせ的な戦略

消費者向けブランドはビジネスとして難しかったのが

アプローチの仕方や推進する手法がテクノロジーによって変化していると。

 

アプローチの仕方や価値観が変化する話は大好きでワクワクするのですが

その取り組みの実際が浅い感じにならないようにするには、とか

ある程度の規模になると、踊り場になり既存のリテール型になっていく話や

日本での価格帯や流通の違いで独自の工夫が要りそうな話

で「うーん」と引き続きイメージを巡らせ中です。

 

20251210記

 

加藤 雄也

ナナヨンデザインラボ

「星野リゾートの教科書」 よみました

最近何かのインタビュー映像をたまたま見たら

(今調べたらPIVOTのYouTubeチャンネルで東野幸治さんが聞いているやつでした)

星野リゾートの星野佳路社長が

「考えていること、教科書の内容はインタビューを受けてここにまとまっている」

と言うようなことを答えていたので読んでみました。

 

内容をここに何か書くのは意味がないくらいこの本のすごいところは…

一つ一つの本の紹介やエピソードのほとんどが

数百字でまとまっているところです。

社員さん一人の、語れば長そうの内容が200字程度だったりします。

その積み重ねて星野リゾートの方針や雰囲気が伝わってくるようにできています

 

だからもちろんこれで教科書を読んだ気になってはいけません。

紹介されている書籍また別途必要に応じて読まねばですね。

そりゃそうか。

 

少し前の本ですが、

教科書は定番の物をじっくり読んで使うのがというのが大事だ

という内容でもあるので、問題はないのでした。

 

20251210記

 

加藤 雄也

ナナヨンデザインラボ

「デザインとビジネス」 岩嵜博論 よみました

「創造性を仕事に活かすためのブックガイド」という副題がついています。

 

デザインてビジネスになりづらいよなとか

デザインをビジネスに活かそうとしすぎると大事なことが削がれてしまう気がする

というようなことを漠然と考えていたので本屋で見かけた時になんとなく手に取りました。

 

読み始めたら「デザインとビジネス」から想像していた内容とは違ったのですが

創造性に関してデザインの方法論を

行動(3種)、ワークスタイル、組織文化

で整理して著者の考えと並行して本を紹介してある本です。

 

狭義のデザイン拡張した(広義)のデザインというのはよく使っていた単語でもありますし

論理や分析と統合的な考えの対比や両立よく考えているところでしたし

30冊中5冊ほど読んだことがあって、その視点を増やして深めてくれるもので

楽しく読めました。(もう少し消化が要りますが)

いやしかし、本のラインナップを見ていても思いますが

ずーっと同じような課題があるんですね。

 

そういえば

このところ学校で「カスタマージャーニーマップ」を扱っていたのですが

ちょっと考えることがあって、その単語の元を知りたいなと思っていたら

 THIS IS SERVICE DESIGN THINKING

という本の紹介があってそれに載ってそうだったので

あ、これ欲しい…なんか表紙を見た気がする…

と思ったら数週間前に古本屋で適当に参考書として

何冊か買った本の一冊でした。

当たりだ。読まなきゃ。

 

2021208記

 

加藤 雄也

ナナヨンデザインラボ

作り方を作る 佐藤雅彦 を読んだ

ちょっと前の話ですが

横浜美術館の佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)を見てきまして

この本(図録)を買って読みました。

 

新しいものを作るにはアプローチを変える必要があるのではないか

と、ずーっと(学生時代から)考えているので

前からある程度は知っていてすごいなと思っておりましたが

…大尊敬です。

 

展示を見ても面白かったですが

図録でありつつ創作・研究の歴史がわかるこの本とセットがありがたい。

 

俯瞰しているようで熱い。

自分なりの方法で自己満足にとどまらず

きちんと広告として成果を出すのが痛快。

慶応義塾大学と東京藝術大学の授業の違いが見えたのが興味深い。

 

とにかく

世界の見方が増えるし

同じようなことはできないけど

大きな意味で同じような姿勢で過ごしたいなと

思う展示と図録でした。

 

2021205記

 

加藤 雄也

ナナヨンデザインラボ

 

 

KISTEC様の令和7年度次世代事業創出デザイン支援事業に採択されました

毎日おかげさまで忙しく過ごしています。いや、バタバタし過ぎています。プライベートでちょっとした変化があったのもあるのですが学校の講師も複数あって10月がなかなか過酷です。いや、2月あたりからわかっていたことなのですが。もうすぐ少し抜けるはず。

 

そんな中今年また

KISTEC様の令和7年度次世代事業創出デザイン支援事業ー「デザイン開発枠」で採択された「自社製品群のブランド力向上を目指したポンプ及び装置のデザイン開発」にデザイン事業者としてマッチングされ株式会社ニクニ様の仕事をすることになりました。

 

落ちては通りを繰り返し1年おきで3回目。

大変ではあるのですが、やる気のある面白いプロジェクトが多いですし、その後もいろいろ続いていてこの仕事ができるのはうれしいのです。

やる気があっても開発費の中でデザイン費をかけるのは難しいことが多いのでこの支援事業はありがたい。

 

さて、やらねば。