5/7が創業記念日でございました。
つらつら考え事をしています。
以前「経営戦略全史」「ビジネスモデル全史」という本を読んで
ビジネスで聞く理論は産業革命以後すぐのころは現場で工夫したものであったけれど
近年のものは研究者が成功、失敗した事例から編み出したものなことなのかと捉えました。
その流れがよくわかる本で、なんでそれが出てきたか?
を知っていると利用するのに誤解が少ないかもととても面白く読みました。
結果的なものであって最中にあるときには意識しているかは分かりません。
理論のあとにその会社はうまくいっているかはそれぞれです。
当てはまる場合とそうでない場合があるのでその都度取捨選択して利用するべきなこと
理論とフレームワークはコンサルタント的な仕事の武器であると解釈しました。
さて最近
「図でわかる経営マネジメント」勁草書房 雨宮寛二
を読みまして、その2冊を思い出していました。
デザインの仕事をするにあたって
単に良いカタチを提案するだけではだめというか
良いカタチを判断するためにも経営というもの全体を俯瞰しておきたいと思って手に取りました。
事業の戦略だけでなく、組織、モチベーション、リーダーシップなどまで含んでいます。
図でわかるの題名通り、経営マネジメントに関することを
古典的な内容から整理された図にしてあってわかりやすいです。
それ以上に、分野別に具体的事例があったうえで色々な理論が項目が網羅されている感じが自分で掘り下げるベースとしてとても良いと感じました。
事例にあった会社の片隅にいた身としては
取り上げられていた内容の一部はうまくいった事例というより苦労していた事例のようにも見えていましたが、苦労していたということは成り立たせようと大事にしていたのだなとも思います。
企業と関わるときの視点として読んでいましたが
いつの間にか自分のことを反省したり考えたりもしています。
時代というか環境が変化すればやるべきことも変わります。
そして理論と実践セットでないと意味がないです。
今期は新分野も積極的に動かなければ。動きますよ。