74 Design Labのブログ

ナナヨンデザインラボの代表のデザイン周辺の雑感 

NFTの教科書 読みました

本になっている、ということはすでに遅いわけで
本屋にもどんどん書籍がでてきていますが
なんであるかおおざっぱにでも掴んでおきたいと読みました。


所有ってどういう状態?
とか
価値ってなんだ?

を改めて考えさせられるという意味で面白い話題がいっぱいでした。

精神的な
法的な
経済的な
物理的な
電子的な
意味でなんなんでしょうか。

意外と曖昧ではかないもののように思います。

技術的課題の章が興味深かったのですが
支えている環境がかなり脆弱な気がします。
エネルギー的にとかサービス的に
デジタル空間がなくなったらら消えることと
識別情報とアートならアートの情報を管理しているシステムが別とかいうのが特に。


それはまあ実体があっても脆弱さはあるので
そういうものかもしれませんし
みんなで支えていくことで保っていくことになるのでしょう。

あと、価値って貨幣で測るしかないものなのですかね。
あと、法って税制含めて関係が深い分野でも意外と知らないもの多そうだなという印象。


話変わって昔、音楽だデジタルに移行した時に
コピーができないようにしたこととか見ていると
流れをどう止めるかで利益を得ようとするけど
流れを妨げない、又は加速させる方向が、少しすると勝るような気もします。

また、私にあまり収集癖がないからか
あきらめやすいからか
実は
どうしても欲しいとか
希少だから高いとかいうのがすごくは共感できないのですよ。
なのでそういう分野は自分では突っ込んでいけないのですが
新たなステージができつつあってワクワクしてる人が増えているのは面白いです。
そして、ただ煽る目的でない良い本だと思います。

さて、何ができるかな?

 

NFTの教科書 朝日新聞出版

 

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