74 Design Labのブログ

ナナヨンデザインラボの代表のデザイン周辺の雑感 

こんな夜更けにバナナかよ

 

映画の題名で知って読んだのだけれども。

 

「生きよう」って意思は大事なんだ

と書いてあるのかなと思って読み始めたのですが

 

実際読むと思ったりずーっと大作でした。

書いた人がすごい、いい感じ。

 

よくありそうな視点からも

その裏返しの視点でのフォローもある

というレベルではなく

 

こんなもんでいいか

という部分がなく

取材も勉強もページ数も費やして

グッと手応えのある感じでした。

 

何年もかけてこれを書く

意思と気力とみたいな方に

ラクラしました。

 

本人は

そんなに立派なものではないよ

とももしかしたら、おっしゃるかもしれませんが。

いや、どうかな。

 

私も腰を落ち着けて活動したいです。

 

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主人公である鹿野さんの姿ももちろん

興味深くて

 

いわゆる健常者だって

一人では生きていけなくて

でも現在の通常のゾーンに入っている人用には

コンビニになんでも揃っている状態なんで

自分で声を上げなくても

ある程度生きていけちゃう。

 

大量生産品を作っている会社は

その量産の仕組みを使うために

一定のボリュームを狙って

こんなものが欲しいんだろうと作る。

 

逆に言うと、その仕組みで

声をあげなくても

そこに合えば作ってもらえる。

 

私も

声を上げる必要がなくなっちゃってる。

けど。よーく耳をすまして

動いてみて

自分の色々な声をすくい上げたいように思ったりしております。

てなことを考えさせられました。

 

いや、どうなるかな。