そんな格好の人たちを見かけたので思い出す、
流されたなーと思うけど
どっちも間違ってはいない、とも思うお話。
25年前(1996年)の4/1、三重県の工場で入社式があり、
勤務先のある埼玉に移動して合計2週間程度の研修がありました。
メンバーは各部門へのデザイン採用の十数人だったかと。
まず、三重にいるうちに最初のディスカッションがあって
たしか、この研修での目標をグループごとに発表という内容。
そのなかで
・発表タイミングぎりぎりまで作業していて、少し時間が押して怒られる。
・オチとして多少悪乗りした内容を入れておいたら、しらーっとしたあと怒られる。
仕切っていたのは総務系の方で、
すごくまじめで取り付く島もない感じでした。
自分たちが甘かったのだけど
こりゃやっかいだなとも思いながら新幹線で関東方面に移動。
さらに寮に入れられ会議室に籠って研修が続きます。
会社の歴史、さまざまなルール、
一番印象的だったのが、工場系の方の研修。
何か課題のようなものが配られたので
みんなそれぞれやってみたところで
講師「終わりましたか?」
新入社員「終わりました。」
講師「何が終わったのですか?」
新入社員「?」
講師「私は何も指示していませんよ」
新入社員「??」
講師「仕事では指示していないことを、やってはいけないのです。
目標に対して進んでいるかわかりませんし、事故につながりますから」
へ~。なんちゅーひっかけ・・・。
まあそうでしょうけども・・・。
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なんだかんだあって
最後のグループで将来の提案をする課題。
各部署のデザインの管理職の方々が来て、発表です。
内容は覚えていないのですが、まじめにやりましたよ。
各グループの発表のあと
デザイン部門の方の第一声
「おまえら、つまんねーなー!」
新入社員一同、苦笑いだったと思います。
あ~、
自分たち、面白いことを考えるのが好きで
それが仕事なのに~
です。つまらなくなってしまったきっかけの
研修中の細かなエピソードが思い出されます。
講師に来た方々の言うことはその分野では正しいのだけど
怒られたからって委縮して、ただ従っちゃだめだな。
気を付けよう、と入社早々思ったのでした。
・・・結果的に良い研修だったのでしょうか。
新しい場に入るみなさん、なんとかやってってください。