74 Design Labのブログ

ナナヨンデザインラボの代表のデザイン周辺の雑感 

「明日クビになっても大丈夫!」ヨッピー

ヨッピーさんの記事を意識して読んだことはないのです。
でもなんだか気になって買いました。
kindleはこういう本を読むのにいいです。
 
社会人になると同時に
「明日から仕事がない」
とかいう本を読んだ私。
それは、どちらかというとというレベルではなく
ノウハウ本で
具体的にどんなことをする必要があって
どんな救済手段があるかみたいな
本というより雑誌というかムックみたいなものでした。
ええ、昔から気になります。
 
さてこのブログ的なものを始めたのも
なんか変えたいなーということなので
こんな本を読む気分なのでしょう。
〜〜〜〜〜
なんでサラリーマンをやってると辛いのかが
少しわかった気がします。
 
ヨッピーさんの言う
カネより読者
という姿勢は別にきれいごとじゃなくって
よくわかります。きっとそうです。
以前読んだ、ちきりんさんの文章を読んでいても
似たようなことが伝わってきます。
 
大きな会社の会社員の場合
おそらく、お客さんより、デザインの哲学より、世の中の動向より
上司とか会社内の周辺の人、にならざるを得ないような気がします。
それもその人の機嫌とか?
いわゆる年功序列だとなにやっても
給料にもなかなか反映されないし、
カネですらないような妙な状態に。
それも、じわーっと効いてきます。なんか辛い。
 
その妙な利害関係は
もっとじわーっと会社全体に効いて結局船自体がダメになるかも。
ですから、せめて作り出しているものがいいなと思えていないと辛い。
〜〜〜〜〜
 
面白かった内容はいろいろありますが
知りたい人は読んでいただくとして、
思ったこと。
 
ヨッピーさんはライターです。
ライターは
「生産する趣味」に「書くこと」でしています。
でもそれってとってもレッドオーシャンなんじゃないか、とか思います。
私が少しイラストが描けてもそれもとっても上手い人がわんさかいます。
文章も絵もあんまりそれで稼げそうな気がしないのです。
 
でも
 
「ジャンル」×「手段」
 
の問題という見方ができるのかもしれません。そして「手段」はあまり種類が多くはないのです。
ここで言う「手段」は、世の中に伝える、認識してもらうための「手段」になります。
それは元々そんなに多くないのです。
文章や画像や映像になるに決まっているではないですか。
そこの大枠で特殊性をださなくちゃ、と思っていると行動が進まないのは当たり前か、と。
 
そこにオリジナリティーがあったらいいけど
まずは「ジャンル」が特殊でニーズがあるなら価値があると。
表現したものにお金を払ってくれるかもしれない。
 
そして、ここでの「手段」は「伝えるため」なのですよね。
世の中には「伝える」仕事ではないほうが多いかもしれません。
 
ここで「ジャンル」と呼んだものはそっち側の話かと。
選んだ「ジャンル」の研究(仮説を立てて、試して、ノウハウを身につける)をきちんとして
使えるようになっていれば、「ジャンル」そのもので稼ぐことにつながるかもしれません。
となるのではないでしょうか。そちらの幅はそれなりに広い。
 
でもいきなりそちら側が仕事になることはありません。世の中が知らないのですから。
「仕事」にするには伝えることから。「伝えること」が仕事になるかもしれないし
「伝えたこと」が仕事になるかもしれない、と思うと動けそうな気がします。
 
・・・伝わるか微妙な文章だ・・・
これじゃ「手段」としていけませんね。
書くのは別に苦にならないんですけども。
あ、この文章の「ジャンル」は「自分語り」的なものか。
ありふれててニーズないなー
 
そのうち内容のあるものを描きますです。