18:マウスの形をそれなりにきれいに作ってみる
16章をベースに
全体的には特殊なスタイリングにするのではなく
いくつか処理を試してみようという。
簡単に3面図を描いて
Rhinoに取り込みます。
どう面を張ろうかなと考えていたら、マウスのボタンは上面の板が
撓むことで機能していることに気づいた。立体的じゃいけないんだ。
ちょうどいいのでそこで形が消えていくように処理することにします。
私はあまり頭が良くないので、考え込むより、いったんざっくり作って
見えたら1から張っていく方法を取ります。
1レールのコマンドってレールの真ん中に断面があるとその片側にしか
流れないのか!?
その上、断面のカーブには連続性の選択肢がないので
両側別々に張ると接線連続以上の連続性があるか保証がないじゃない?
仕方ないので、両側のエンドにも断面のカーブを作って貼ります。
面倒だ。
(しかしこの面は結局使わなかった。)
カーブ作成中。円がいくつかあるのは、
対称面やレールに対して素性が良いように「円:アラウンドカーブ」を使って
平面を割り出して、制御点指定曲線の2点目を近接点でフィットさせてみたと。
もっと頭の良い方法もあるかもですが。
下の方の面は結局一気に半分張りました。
角Rの処理だと歪んだりしそうだったので。
角の黒いパーツのためのエンドラインを作るのに管を作りました。
白が上側。紫が下(横)のライン用です。
さて、試したいことの一つはは、大きな面に消えていく形状をどう処理するかです。
R処理が強力ならば、ザクザク作ってそれで処理して終わりで良いです。
Catiaのソリッドは、普通のRに関してはかなりきちんと処理してくれます。
Rの収束がきれいではないときも多いですが。
Rhinoはこれでエラーか・・・という感じのようです。
対称形状の場合半分作ってミラーリングするのですが
例えばXY平面に対称の場合、
レールをXY平面に作っておいて、断面を流します。そのとき
XY平面に直行する方向に連続性を拘束する必要があるのですが
その機能はなさそうです。
仕方ないので仮の面を張ってそこに連続性を持たせました。
(正面のつなぎ部)
でもあまり自信がないので連続性のチェック機能も探さなきゃ。
試行錯誤してこんな感じへ。
(試行錯誤を残すの忘れました・ここが大事なのに)
簡単にレンダリングしました。
014の上面のまんなかへんにすっと細く赤い線が入ってしまっているのは
面のつなぎ目で歪んでいるのでしょう。
黒いパーツのフロントの境目のラインももう少し整えなきゃか。
もう少しいじらないと完璧とはいえませんが
少し可能性を感じるとこまできました。
ではまた。
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Rhino 6 入門
是枝靖久
ラトルズ
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