世の中に大きく影響を与えた製品、
ヒットした製品で、
ああ、やられた、とかいいなあとか
思うモノに必要な「感じ」
が人それぞれあって、
開発中に
それの違いを話し合うならまだ噛み合うのですが
そういう概念がない人がたまにいます。
最悪、末端のスタッフなら、いいのですが
決定権を持つ人だととても困ります。
その「感じ」自体必要ないというか
存在を感じていないので
説明してもまったく引っかからないのです。
ある製品の進み具合でそれが足りないと言っても
「なにそれ?」「意味がわからない」と鼻で笑います。
私としえは開発中に
ささやかなものでも、その「感じ」がつかめたかな?とか
これかな?と思ったらしめたもんです。
そこまでが苦しいけど、そこが考える醍醐味で楽しい。
掴んだかな?以降は結構ある意味楽で
(漠然とした苦しさはなくなるので)
ある意味違った意味で苦しい。
(実現するための工夫は地味で、これかな?というのを保つことが)
説明してもまったく引っかからない人と関わるのは
どうも時間の無駄のようで
こういう「感じ」が大事なんだよな
と言葉で再認識するのに役立つ。とか思ったのです。
「感じ」は
要素が関係なくはなく、並べてみては
遠目でふわっとつかむようなものかな?