森田真生さんの数学ブックトークで紹介されていたので
その場で買ってみた。
値段を見ずに2冊本を買ったら思わぬ値段でびっくりした・・・。
1000円のTシャツは躊躇するのに
2500円の本は即買い。いやびびったけれども。
約40年前の本の復刻的なものです。
経済学者と分子生物学者の対談で
「ガチの異種格闘技」と解説があるような内容。
しかしまあ40年、
大きな問題は変わっていないのかと
笑ってしまう。
そして思ったのは
「正しいと言えることは閉じている」
というようなこと。
経済学も理論の世界で閉じていて
現実と対応しないような感じの話があった。
森田さんはブックトークの中で
数学の世界で数字は意味のない記号
その純粋な世界で考えていくと飛べる場所がある
それを現実世界に当てはめて考えてみると面白い
面白いというか、現実を見ているだけでは飛べない視点に行ける
ような意味のことを言っていたように思い出した。
話を聞いている人は解釈して別のことを考えている
というようなことも言っていた。だからきっとずれているが。
閉じるのも必要だけど
閉じないと決断できないし、分類しないと理解しづらいから。
でも繋げるのも忘れてはいけないということかしら。
閉じたままでは話ができないし。
自分の分野至上主義の人とは話がしづらい。
でも開いている人は、その分野では異端となるのかな?